「遠回りこそ最短ルート」ライター×デザイナーが語る“これからのクリエイティブ”

ライター×デザイナー

SNSマーケティング、ブランディング、デザイン。
クリエイティブの仕事は、時代とともに変わり続けています。

先日、ライターのマツとデザイナーのヤナギによる対談の中で、
「これからの時代に必要なクリエイター像」の片鱗を感じました。


マツの「遠回り」が紡いだブランディングへの道

マツのキャリアは、まさに“遠回りの美学”。

大学時代は特にやりたいこともなく、なんとなく証券会社に就職。
しかし3年で退職し、次に挑戦したウェブデザインの勉強も挫折。
その後、無印良品で働くものの、規則的な仕事に物足りなさを感じて再び退職。

そんな“迷走の時代”の中で、マツはふと気づきます。
「自分は日記を書くことだけは、ずっと続けてきた」と。

そこから始まったのが、ライティングの道でした。

SNSマーケティングに携わる中で、自分の“思いを言葉にする力”が評価され、
気づけばブランディング企画や企業の立ち上げにも関わるように。

マツの強みは「妄想力とストーリー性のある発想力」。
かっこいい言葉を紡ぐコピーライターでありながら、
SDGsやMVVといった“信頼性が求められる文章”には少し苦手意識があるという意外な一面も。

「遠回りしたからこそ、自分の言葉にリアルが宿る」
― マツ


ヤナギの「武器」を求めるデザイン人生

一方、ヤナギの原点は「武器を持ちたい」という強い衝動にありました。

高校時代、宇宙飛行士かデザイナーかという夢の狭間で、
“手で描いて伝える力”を磨き、デザインの道へ。

大学ではグラフィックデザインと抽象画を研究し、
「形にできない感情をどう表現するか」というテーマを追求。

社会に出て最初に勤めたデザイン会社では、
商業デザインの現実と長時間労働の壁に直面します。
「人の2倍働いた」と語るその経験を経て、独立を決意。

独立後は“経営的思考”と“スピード感”を磨き、
クライアントの課題を的確に解決するスタイルへと進化しました。

「デザインは、感覚ではなく言語化された意志の集合体」
― ヤナギ


ライティングとデザインの融合が生み出す、新たな価値

この対談で最も印象的だったのは、
二人が口を揃えて語った“これからのクリエイティブの形”です。

AI時代に必要なのは「問題解決能力」

AIが進化し、スキルの壁がどんどん低くなる中で、
「単一のスキルだけでは生き残れない」という危機感。

マツは言います。

「これからの時代、企業の課題をどう解決するかが、
クリエイターに求められる本質的な力になる。」

ヤナギも深く共感し、
“デザインは目的ではなく手段”という考え方を共有しました。

「ライティングベースのデザイン」という新境地

マツとの出会いをきっかけに、
ヤナギは「ライティングベースのデザイン」という新たな視点を得たそうです。

「文字がなくても伝わるデザイン」と
「文字でしか伝えられない情報」——。
この2つのバランスを取ることこそが、
現代のデザイナーに求められる力だと語ります。

「言葉が生まれ、そこにデザインが宿る」
― ヤナギ


今の仕事の学びが、次の創造を生む

マツとヤナギが共に働く環境では、
マーケティング、SEO、ブランディングなど、
多様な知識を横断的に吸収できることに価値を見出しているそうです。

それぞれの強みを活かしながら、
互いの不足を補い合い、共に成果を高めていく。
まさに、“二刀流クリエイティブ”の実践者といえる二人です。


これからの二人、そしてこれからのクリエイティブへ

今回の対談から浮かび上がったのは、
「スキルよりも、視点を持つ力」が重要になるというメッセージでした。

AIが進化しても、ストーリーや意図を読み解き、
“人を動かす文脈”をつくるのは人間の役割です。

マツの言葉を借りれば、

「情報ではなく、意志を伝えることがクリエイティブの本質。」

これからの時代を生きるクリエイターにとって、
この対談はまさに“指針”になる内容でした。


編集後記

今回の対談を通して感じたのは、
二人とも「未完成であることを恐れない」姿勢を貫いているということ。

遠回りや試行錯誤の中にこそ、
自分の物語や表現の源泉がある。
それを形にしていく過程こそが、クリエイティブそのものなのだと感じました。


次回予告

次回は、マツとヤナギが語る
「AI時代の仕事観」と“人間らしい創造”のあり方について掘り下げます。

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